千年耐久インフラとは?

従来のコンクリート構造の寿命は、長いもので100年と言われていました。しかしいざ蓋を開けてみると、50年や60年で補修が必要となるケースも珍しくありません。実際、高度経済成長期の頃に建てたインフラに、次々と修繕が行われています。

千年耐久インフラとは?

「コンクリートづくりなら安心」と考えられていたのは遠い昔のこと。阪神・淡路大震災による高速道路の倒壊は、今なお人々の記憶に強く焼き付いています。今後30年以内に70~80%の確率で起きるとされる南海トラフ地震に見舞われた際、果たして街は、住宅は、公共設備は、安全と言い切れるでしょうか。

千年耐久インフラとは?

構造物の寿命を延ばす。脱炭素の実現。

弊社では、従来の工法で造られた構造物の寿命の10倍以上である1000年に挑みます。特許を取得した「メッシュ殻構造」は、コンクリートの生成・石化において生じる不要な水を本体から取り除くことができ、その分、高純度かつ高耐久な素材ができ上がります。さらに、大量のCO2を封入するため、環境に配慮した “脱酸素”も実現。また、メッシュ殻は金属製なので、木材の型枠と比べて使い勝手が良く、コストの削減も期待できます。

千年耐久インフラの活用シーン

  • 千年耐久インフラの活用シーン
  • 千年耐久インフラの活用シーン
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  • 千年耐久インフラの活用シーン
  • 千年耐久インフラの活用シーン

千年耐久インフラは、道路をはじめ、線路、橋梁、橋脚、ドーム、アーチ、マンションなど、あらゆる建造物に導入できます。
例えば、一般住宅であれば、温かみも考慮してコンクリートと木材をうまく組み合わせるなど、耐震性能と住み心地のよさを両立。トンネルの場合は、多くは山奥で施工を行うため、プレキャスト部材の運搬などに手間を要します。しかし、軽量のメッシュ殻ならヘリやドローンでの空輸もでき、負担を大幅に削減。スピーディな施工で工期を短縮し、周辺技術の開発による雇用の創出・拡大も望めます。

千年耐久インフラは、耐久性以外にも様々なメリットを持っており、まさに新時代の技術だと言えるでしょう。

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